台湾の「常客証」は、台湾への渡航が多い旅行者にとって、とても便利な制度です。正式名称は「外籍商務人士使用快速查驗通關證明」で、過去12ヶ月以内に3回以上台湾へ入境した外国人や香港・澳門の居住者などが申請できる仕組みです。申請が許可されると、空港や港に設置された「快速通関カウンター」を利用でき、一般レーンよりもスムーズに入境できます。

申請条件
常客証を申請するには、主に次の条件を満たす必要があります。
・過去12ヶ月以内に台湾へ3回以上入境していること
・有効なパスポートを所持していること
・航空機の乗り継ぎのみで、台湾へ入境していない場合は対象外となること
また、香港・澳門の住民の場合、入台許可が必要となるケースがあります。
利用方法と有効期間
申請はオンラインで行うことができ、審査は比較的早く完了します。申請が通ると常客証をダウンロードできますが、印刷は必須ではありません。スマートフォンに保存し、入境時に画面を提示するだけで問題ございません。
有効期間は発行日から1年間で、その間は何度でも利用できます。有効期限が切れた後は、再度申請が必要となります。
メリット
常客証を持つ大きなメリットは、空港での入境手続きが速くなる可能性がある点です。専用の快速通関カウンターを利用できるため、混雑時でもスムーズに進める場面が多くあります。台湾へ度々渡航される方にとっては、時間短縮につながる便利な制度といえます。
注意点
常客証はあくまで「通関を迅速にするための証明」であり、入境許可やビザの代わりとなるものではございません。観光ビザや入台許可が必要な場合、別途用意する必要があります。
また、パスポートを更新した場合、過去12ヶ月以内の入境記録が新旧パスポートに分かれることがあります。記録が十分に確認できないと、申請が却下される場合もあります。
おわりに
常客証は、台湾を頻繁に訪れる旅行者にとって便利で利用価値の高い制度です。申請はオンラインで簡単にでき、提示もスマートフォンで完結します。条件を満たしている方は、一度取得を検討されるとよいかと思います。
